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ほぼ日刊双極性日記

双極性障害持ちの日常を中心に。最近ミニマリスト目指し始めました。

phaの「持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」を読んでなるほどと思った5つのこと

 pha(ファ)著「持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」という本を読みました。このpha(ファ)さんは何でも日本一有名なニートだそうで、以前から気になっていた人でしたが、今回タイトルに惹かれて、初めて著書を読んでみることにしました。

 

 ”持たない幸福論”なんて書いてあると、やはり今自分がハマっているミニマリズムのことを意識してしまうのですが、早速こんなことを述べています。

抱えている物が少ないほど身軽に自由に動けるというのは、それは具体的な品物でも、抽象的な実績とか記憶とか過去とかでも同じだと思う。

 

 いきなり、ミニマリズムの核心に迫るような鋭い指摘が。これはまさにその通りだと思います。部屋の物を体感的には半分近く捨てた自分にはよく分かります。そして、記憶とか過去というものも物に付随している場合が多いので、それを捨てることによって抽象的な実績や記憶、過去なども少なくとも自分の中からは処分できるのではないかと思います。 

 

 そして、1つめのなるほどと思ったことは、

何かを得ては壊す、得ては捨てる、というリセットをこまめに繰り返すのが、一番充実感が得られるやり方だと思う。何かを持ち続けることにはあまりメリットがない。

と断言しているところです。ミニマリストを目指す自分には聖者の言葉のように聞こえます。やはり物を所有することで喜びを得るという生き方は幸福を招かないようです。今後もミニマリストへの道を精進していきます。

 

 

 さて、ここまでだとこの本はミニマリストの経典なのかと思われてしまうかもしれませんが、そんなことはなくて、この日本社会で生きづらさを感じている人みんなの経典です。以下に、自分がなるほどと思った箇所を引用していきます。

 

多くの人が普通にこなせないものを「普通の理想像」としてしまっているから、みんなその理想と現実のギャップに苦しむのだ。

 

 これが自分がなるほどと思った2つめのことです。これは、日本で生きづらい人が多い原因として、その本質を述べたものです。大卒新卒正社員至上主義、過度の自己責任論、X万円貯金がないとダメ等、普通に達成できる人が半分以下のことを、普通に達成できるはずとしているということに問題があるということです。

 

 自分も今まではそういう「普通の理想像」を追い求めていくことで苦しい思いをしてきましたが、これからは今の自分に合った新しい生き方を模索していきたいと思います。

 

 

世の中に本当に絶対にやらなきゃいけないことって別にないから、基本的には好きなこととかやりたいことだけやればいいと思う。

 

 これがなるほどと思った3つめのことです。これは人によっては頭を鈍器で殴られたくらいの衝撃を受ける人がいるのではないでしょうか。筆者が言うように自分が逃げたとしても大体何事もなかったように世の中回っていきます。

 

 本当にしんどい時は堂々と逃げましょう。実際逃げた自分もまだちゃんと生きています。そう簡単には死にはしません。世の中そんなもんです。 

 

 

その人が「自分が世界を作っている」「自分は何かをしている」と充実感を感じられたらそれでいい。だから、違う世界に住んでいる他人の言うことは気にしなくていいし、自分が自分の世界の中で充実感を得られるにはどうしたらいいかだけを考えよう。

 

 これがなるほどと思った4つめのことです。ソーシャルゲームにハマるなどまやかしの世界での充実感を求めすぎると危ないかなとも思いましたが、例え小さな世界でも自分が充実感を感じられれば、それは尊いことなのだと目から鱗が落ちました。

 

 思えば今までの自分はもっと大きなものを変えようとしていました。例えば仕事を通じて、世の中に貢献しようだったり、自分のポジションを上げようだったり。でも、その分自分の充実感というものを蔑ろにしてきた気がします。これからは自分の充実感というものをもっともっと大事にしていこうと思いました。

 

 

使えるリソースはたくさんある。会社や家族やお金の便利さも利用しつつ、インターネットを使ってゆるい知り合いのネットワークを作り上げたり、生活の中でお金に依存しない部分を多くしてみたり、古い伝統を利用しつつも新しいやり方も取り入れてみたり、法律や政府も上手く利用したり、要は使えるものはなんでもいいから全部使って、とりあえずなんとかそれぞれの人が生き延びていけばいいんじゃないかと思う。

 

 これがなるほどと思った5つめのことです。古いリソースも新しいリソースも使えるものはみんな使って生き延びていけばいいというこの本のまとめ的なことが書いてあります。それらのリソースを上手く使っていくには、色々と試行錯誤したり、勉強したり、時には失敗をしながらも経験を積んでいく必要がありそうですが。

 

 自分が使っていこうと思うリソースは少額のお金、家族、インターネット、友人たちのネットワーク、ネット上での知り合いのネットワーク(まだ構築してませんが)、障害年金といった福祉、今まで生きてきた経験と知識といったところでしょうか。

 

 

 以上自分がなるほどと思ったことを5つほど挙げていきましたが、この本は読む人によって色々な気付きを得ることができると思います。特に生きづらさを抱えている人とミニマリストには強くオススメします。

 

 

 

 

 

 

【かかった時間:約3時間10分】