ほぼ日刊双極性日記

双極性障害持ちの日常を中心に。最近ミニマリスト目指し始めました。

「さあ、才能に目覚めよう」のストレングスファインダーを受けてみた

 普段は日記形式でばっかりブログを書いているので、どうも落ち着きません。この「さあ、才能に目覚めよう」という本を知ったのは、下ブログのこの記事からです。宮森様、ありがとうございます。

 

www.miyahaya.com

 

 この本ではものすごくぶっちゃけって言うと、人間の強みを最大限引き伸ばして、成功しようということが書いてあります。それでは、強みとは何でしょうか?この本では以下のように書かれています。

 強み=常に完璧に近い成果を生み出す能力

 そして、強みには以下の3つの原則があるといいます。

 1.強みは首尾一貫することができて初めて、真の強みになるということ。
 2.満足のいく成果を得るには、自らの職務に関する全ての業務に適した強みを持つ必要はないということ。
 3.傑出した存在になるには強みを最大限に活かせ、ということ。決して弱点にこだわってはいけない。

 3番目の弱点にこだわってはいけないっていうのは、なかなかできそうでできないですよね。もちろん本書でも弱点の克服を全否定してるわけではないのですが、あくまでもダメージコントロールでしかないのでそれに注力してはならないと述べています。

 本書では「3つの革命ツール」と題して、強みを見つけ出し、伸ばしていく方法が述べられています。以下引用。

第1の革命ツール 「才能」と「経験によって身についた能力」を区別する

 才能:無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンである。才能となる様々な資質。
 知識:学習と経験によって知り得た真理と教訓である。
 技術:行動のための手段である。
 ☆技術と知識を使って天性の才能に磨きをかけると、強みになる。

 第2の革命ツール 才能を特定する
 第3の革命ツール 才能をことばで表す

  第2、第3の革命ツールがこれから受けるストレングスファインダーなのです。

 ところで知識と技術はもう少し詳しく説明できます。知識は2種類に分けられるそうです。それは、

 1.事実に基づく知識。コンテンツ。
 2.経験によって身につく知識(価値観と自己認識といった概念的なものを含む)。

 の2種類だそうです。

 技術は経験に基づく知識の体系化をもたらすものであり、真の才能と手を組んだ時こそ力を発揮するものです。しかし、分野によっては段階に分けられないものがあり、また才能の欠如を補ってくれるものではありません。

 そして、才能の源泉を見つける手がかりには、無意識の反応、切望、習得の速さ、満足感の4つがあります。ストレングスファインダーを使わなくてもこの4つに注意すれば才能を見つけられる可能性があります。

 さて、前置きがえらく長くなってしまいましたが、自分の強みのもとである才能を見つけるストレングスファインダーを受けてみました。日本語での設問なので回答に困ることはないかと思っていましたが、20秒という時間制限があることと、設問によっては20秒立たずに次の問題にいってしまったりと、ちょっと戸惑う場面もありましたが、無事テスト終了。ちなみにこのストレングスファインダーは本の末尾に付いているパスコードをサイトに入力して受けるシステムになっており、1回しか受けることができません。ですので、ストレングスファインダーを受けたい方は必ず新品の本を購入して下さい。

 で、結果ですが上位5つの才能が順番に出てきます。以下に列挙していきます。

共感性

あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。あなたは必ずしもそれぞれの人の物の見方に賛成するわけではありません。必ずしも一人ひとりの困難な状況を哀れむわけではありません――哀れむのは、共感ではなく同情でしょう。あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。そして、この本能的な能力は素晴らしい力を持っています。あなたには言葉に表せない問いかけが感じられます。あなたは人々が必要としていることが分かります。他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたには適切な言葉や適切な言葉のトーンが自然に出てくるのです。あなたは、人々が自分の感情をうまく言い表せるように手助けします。あなたは、彼らが感じていることを表現するのを手助けします。この素晴らしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。

親密性

親密性という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、親密性という資質によって、あなたは既に知っている人々とより深い関係を結ぶ方向に引き寄せられます。あなたは必ずしも未知の人たちと出会うことを避けているわけではありません――事実、知らない人と友人になるスリルを楽しむような他の資質を、あなたは持っているかもしれないのです――しかし、あなたは親しい友人のそばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。一旦最初の関係ができあがると、あなたは積極的にその関係をさらに深めようとします。あなたは彼らの感情、目標、不安、夢を深く理解したいと思っています。そして、彼らにもあなたを深く理解してもらいたいと願っています。あなたは、このような親密さがある程度の危険性を含んでいることを知っています――あなたは利用されるかもしれないのです――しかし、あなたはその危険性を解かった上で受け入れます。あなたにとって人間関係は、それが本物である時のみ価値を持ちます。そして、それが本物であるかどうかを知る唯一の方法は、相手に身を委ねることです。互いの気持ちを共有すればする程、お互いの危険性も大きくなります。お互いの危険性が大きくなればなる程、自分たちの意思が本物であることを、よりはっきりと証明できるのです。これらが真の友情を築き上げるための一つひとつのステップであり、あなたはそのステップを喜んで進んで行きます。 

ポジティブ

あなたは人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。あなたのことを陽気と言う人もいます。あなたのように楽天的になりたいと思う人もいます。しかし、いずれにしても、人々はあなたの周りにいたいと思います。あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がより良いもののように見えてくるのです。あなたの活力と楽天性がないと、人は、自分の毎日は同じ事の繰り返しばかりで単調であるとか、最悪の場合、プレッシャーを重く感じてしまいます。あなたは、彼らの気持ちを明るくする方法を必ず見つけます。あなたはどんなプロジェクトにも情熱を吹き込みます。あなたはどんな進歩も祝福します。あなたはどんなことでも、よりエキサイティングで、より生き生きとしたものにする方法をたくさん考え出します。一部の懐疑的な人たちは、あなたの活発さを否定するかもしれませんが、あなたはめったにそれに引きずられることはありません。あなたの積極性がそれを許さないのです。あなたは、生きていることは素晴らしいという信念、仕事は楽しいものにできるという信念、どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どうしても逃れられないのです。

個別化

あなたは個別化という資質により、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をひかれます。あなたは一人ひとりの何が特別でどこが個性的なのかを覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。あなたは本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかない物語を理解します。この資質によって、あなたは、あなたの友達にぴったりの誕生日プレゼントを選んだり、ある人は人前で誉められることを好み別の人はそれを嫌うことを分かったり、一から十まで説明して欲しい人と、一を示せば十を知る人とに合わせて、教え方を調整できたりするのです。あなたは他の人の強みをとても鋭く観察する人なので、一人ひとりの最も良いところを引き出すことができます。この個別化という資質は、あなたが生産性の高いチームを作ることにも役立ちます。完璧なチームを作りに当たり、チームの「組織構造」や「作業手順」に着目する人もいますが、あなたは優秀なチーム作りの秘訣は、各自が得意なことを充分にできるような、強みに基づく配役である、ということを本能的に知っています。

責任感

あなたは責任感という資質により、自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちを持ちます。それが大きかろうと小さかろうと、あなたは完了するまでそれをやり遂げることに心理的に拘束されます。あなたの良い評判はそこから来ています。もし何かの理由であなたが約束を果たせない時、あなたは相手に対してそれを何らかの形で埋め合わせる方法を無意識に探し始めます。謝罪では十分でありません。言い訳や正当化は問題外です。あなたは埋め合わせが終るまで、生きた心地がしません。このような良心、物事を正しく行うことに対する強迫観念に近い考え、非の打ち所がない倫理観、これらがすべてあいまって「絶対的に信頼できる」という高い評判を生み出すのです。人が新しい責任を誰かに任せる時、まずあなたに目を向けるでしょう。あなたがその責任を必ず果たすことを知っているからです。人々があなたに助けを求めてくるとき――すぐにそうなるでしょうが――あなたは選ぶ目を持たなければなりません。進んで事に当たろうとするあまり、できる範囲以上に仕事を引受けてしまう場合もあるからです。

 

 対人関係系の才能が3つも出てきましたね。当たってるような気がします。意外だったのは、ポジティブという才能が出てきたことですね。確かに今のような現状でも比較的元気に過ごせているのは、根がポジティブなのかもしれないです。この才能をどう伸ばしていくか、また強みにまで高めていくかが書かれているであろう後半はまた日を改めて。それでは。

 

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

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