ほぼ日刊双極性日記

双極性障害持ちの日常を中心に。最近ミニマリスト目指し始めました。

貧者のパソコンChromeBookを使う5つの理由

 さて、皆さんのパソコンはWindowsでしょうか?それともMacでしょうか?中にはLinuxを使っている方もいらっしゃるかもしれませんが、大体の方はWindowsMacを使っているのではないでしょうか?

 さて、自分はChromeBookというWindowsでもMacでもない第3のOSともいうべき、パソコンを使っています。ChromeBookはChromeOSというグーグルの開発したOSを使っています。Chromeという名前に聞き覚えがある方もいらっしゃるかと思いますが、そうですブラウザのChromeをベースにしたOSです。特徴としては以下の点が挙げられます。

1.動作が軽い

 メインメモリが2GBもしくは4GBと比較的貧弱ながら、非常に軽快に動作します。自分は2GBのモデルを使っていますが、動作が遅くてイライラしたということがほとんどありません。また、Windowsパソコンでよくある、OSのアップデートのために電源が切れないということもなく、OSのアップデートは10秒もかからずに実行されます。もちろん起動も早く7秒ほどで立ち上がります。

2.バッテリーが長持ち

 特に省電力にしなくても9時間くらいは普通に使えます。朝仕事に持っていって夜まで使うことができます。

3.ウイルスに強い

 OSの構造上、ウイルスに非常に強く、ウイルス対策ソフトが不要です。値段だけならChromeBookより安いWindowsパソコンもありますが、ウイルス対策ソフトを導入すると割高になる場合がほとんどですが、ChromeBookはウイルス対策ソフト自体が不要なのでコストが安くすみます。

4.クラウドベースで動く

 原則ネットにつながった環境で使用します。作成したファイルもGoogleドライブに保存されます。これは一見デメリットにも思われるかもしれませんが、極端な話ChromeBook本体が壊れてもデータは無事です。またソフトもブラウザベースで動くのでソフトのインストールも不要です。インターネット、メール、ワープロ表計算、プレゼンテーション、画像加工などのソフトはもちろん、EvernoteDropbox、Freeeなども使えます。

5.価格が安い

 先程も触れましたが貧弱な動作環境でも軽快に動くため、価格は当然安くなります。この記事を書いている2015年7月9日時点ではアマゾンでの最安値は24,800円(送料別540円)と破格値です。


 さて、こんなに魅力的なChromeBookですが、欠点もあります。それは以下の点です。

1.高級感がない

 これは完全に見た目の問題ですね。MacBookAirなんかと比べると確実に見劣りします。これはしょうがないですね。変な見栄をはらないことが大事だと思います。

2.オフラインでは使えない

 全く使えない訳ではないですが、ほぼ無用の長物と化します。自分はオフライン環境では使ったことはありません。スマホテザリング機能を使ってでも、オンラインにして使うべきです。

3.一部の周辺機器が使えない

 USBポートは付いていますが、プリンターや光学ドライブなどは全く対応していません。プリンター使えないんじゃダメじゃんと思われる方もいらしゃると思いますが、プリンターはクラウド対応プリンタを使うか、WindowsMacに接続したブリンターから「Googleクラウドプリントコネクタ」経由で印刷することができます。

4.使えるソフトが限られている

 一通りのことはできるソフトは揃っていますが、プログラミングなどできないこともあります。また、マイクロソフトのオフィスも使うことはできません。いや、厳密にはオンライン版のオフィスを使えないこともないのですが、動作が重すぎて実用には耐えません。オフィス形式でファイルを保存することができますので、清書・ブラッシュアップは会社などのWindowsMacのオフィスを使うという方法がいいかもしれません。ただ、ちょっとした文書や表計算であれば、ChromeBookのワープロ表計算でも十分です。プレゼンテーションのソフトはちょっと単体では…(苦笑)という感じです。

 

 もうパソコンの時代は終わりを迎え、これからはスマホタブレットの時代になっていくと思います。だったら、パソコンは安いChromeBookを使い、費用を抑えていくのが賢い選択だと思います。特に買い替えを考えている方、持ち運び用に2台目のパソコンの購入を考えている方はChromeBookを前向きに検討されるべきと考えます。

【かかった時間:約2時間】